11月22日(金曜日) ○ 10月の悲惨だった通関とは、異なり通常に陸揚げ納税。 かなり溜まった荷物が多かったので、運賃は通常の倍以上 になりました。 Z1・NISSAN・Infiniti・CZP・MSA・SAETZなど、ebayも含め 新しい商品の到着は、ワクワクするものです。 特に、Z1の担当に無理を言って、輸入・発送を依頼した、新 ボンネットや、最新パーツ(総てTwin Desgin)は、楽しみです。 B/Oでお待たせしていた、お客さまへは、明日より発送と お知らせのメールなどで、多忙になります。 ○ Z33のロードスターの幌を修理しました。 車内側の中央に有る、幌を押し上げているパイプに、巻き込 んである布地が、左右から外れかかっていました。 もう、1/3ぐらいは、左右から外れていたので、分離・分解を することになりました。 中央から、左右に2本の金属板で巻き込んでいる形状です。 初めての経験でした!修理には、2日ほどを要しました。 アイデアイと、工夫を思考しながら、実行してみました。 助言をするなら、傷みは進行する前に修理をしてください。
11月02日(土曜日) ○ 一般整備・車検・エアロの取付・エンジンチューン・ドレ スアップ・タイベル交換・エアコン修理・レストア・・・・。 こうした作業工程などを、紹介してきましたが、さて事故 となると、なかなか個人のオーナーさまの、ご承諾や、 日数など、ご紹介の機会がありませんでした。 そうした案件のなかで、ご承諾を頂きました事例を、数件 機会をみて整理と紹介をしてみます。 事例1: S130・4シーター・ターボ 前側の右側を大破、及び右側のリアーフェンダー も、中破をしています。
多くのパーツが製廃となっていたので、中古のパーツを 最大限に活用。 FRPパーツも採用しました。 実はこの車両は、レストアを予定していましたが、入庫の 予定時に事故となり、レストアを平行して進めることに成り ました。 約2年ほどをかけた、事故修理とレストアを施工しました。
10月27日(日曜日) ○ S130フェアレディZの日本車にエアコンを取付しています。 数年に事故で、前側など大破していたので、この時の修理 時に、エアコン(社外品)を破損のため外しました。 過去には、同じS130Zの2.8リッター車のオートエアコンを 外して、2リッター用のマニアルエアコンを付けたことが、有 りました。(オートエアコンは、もう故障が修理出来ません) また、ターボ車のため、NA車とはやや異なります。 幸い、今回の取付は、部品取りの車両が、同じターボ車だ ったので、幸運でした。 しかし、日立製の純正コンプレッサーなど、一部の部品が 外されてしまっていたので、未だ完成はしていません。 エアコンのパーツは、総て製廃のため中古パーツを探すの も大変です。 コンプレッサーは米国から輸入をしました。 ターボ車・オートエアコン・標準エアコン・日本・北米などの 違いや、バキューム配管など、とても再勉強になりました。 ほぼ同時期に、北米仕様のヒーターコアから、LLCの漏れ が発生! 別のスタッフが作業をしてくれましたが、製廃 のパーツが、偶然にも中古をパーツAssyを持っていたので、 対応が出来ました。 ヒーターコアは、日本仕様も北米仕様も同じでしたが、漏れ を生じていたパーツは、ヒーターコックでした。 コア・コック・各ホース・・・・全部製廃です。 ○ ここのところ、S30・240ZGなど、旧車の修理を、私が担当 していますが、まだまだ旧車の構造・修理は奥が深いです。 S30のガソリンタンクを、修理しました。 ガス溶接・真鍮 ロー付け・TIG溶接・ハンダ盛り(米国製)など、古い手作業 を施工いたしました。
10月08日(月曜日) ○ いきなり飛ばしますが、近況を;お知らせいたします。 ここ数年、日産のディラーさまからの、ご注文が増えてい す。 一般的には、Infinitiのパーツや、現行のエクストレール のパーツは、通常に多くのご注文をいただきますが、増え ているのは、Z31やS130系の旧車パーツです。 全国の日産ディーラーさまからです。 Zの限らず、共有す るパーツも、同様に増えています。 メーカー側の製廃によることが理由ですが、逆輸入の純正 パーツや、同格性能の社外品などです。 エアコンの社外品、または中古でしか対応出来ない、部品 を海外(主に米国)からの輸入で応じました。 例: Z31のエバポレーター・レシーバー・圧力センサー・ スピードメーターセンサー・デイストルビューター(新品の 社外品・エアーで輸入)・ブレーキキャリパー・後期のデ ジタルメーター(中古)・など。 例: S130のマフラー(当社ステンレス製)・フェールポンプ・ リアーゲートのダンパー・リアーブレーキワイヤー(現在は 欠品中)・ブレーキキャリパー・フェールダンパー(純正品)・ エアコンのパーツ(各部)・エアーフイフィイルターなどです。 私は、ここのところ多忙と苦悩で、やや参っています。 税関での検査が強化され、1ヶ月ほどパーツの通関が出来 ませんでした。 輸入パーツの中に”知的財産の保護”を理由に、米国日産 からの輸入品や、ebayなどで売られている社外品のパーツ が対象に引っかかりました。5回横浜へ・・・詳細は割愛! また、逆輸入車280ZX・Turboの予備車検の審査が、変更 になり(新書類に)、また厳格に運用されて、3回も呼び出し を受けて、再々の追加書類の提出を余儀なくされました。 ようやく、1ヶ月ほどして検査合格・・・・・詳細は割愛!
07月15日(月曜日) ○ 本日より、米国での”Zcon2019”のイベント参加します。 今年の参加には、ゲストの松尾氏(240Zデザイナー)と、 Zプロジェクト東京の柳井さんとの、3名です。 場所は、ミズーリー州のブランソンと言う、リゾート地です。 川沿いに広がる、音楽と米国の歴史を見ることが出来る、 広大な自然と、治安の良い北部の町です。 明日からの開催ですが、毎回前日から入地しています。 ダラスより、乗り継ぎ、小型機でスプリングフィールド空港 へ移動しました。 スプリングフィールド空港は、小さな空港です。 事前に到着便など、主催者側に伝えて有りましたが、なんと お出迎えを受けました! 若い、2名の現地クラブメンバーです。 初めての経験です! 予約していた、ハーツのレンタカーで、日産のエクルトレール (現地名:ROUGE)を借りだし、5人で移動しました。 宿泊・開催のホテルまで、約1時間ぐらいの道のりを、誘導 していただきました。 R
07月02日(火曜日) ○ 現場の工場では、Z32のエンジンAssy降ろしや、タイベル 交換などが、立て続けに有り、悪戦苦闘しています。 私の担当のZ32は、軽作業なのですが、工程をご紹介いた ます。 インナー・ドアーハンドル等の変色の修理です。 その1: 周辺パーツの脱着。 その2: 汚れなどの脱脂クリーニング。 その3: 周辺を養生します。 その4: 樹脂用の密着材を塗布。 その5: 調色した2K塗装をします。 その6: 艶消しのUVクリアー・2Kを塗布。 翌日、外したパーツをもどして。 ・・・ 完成です。 これらが、標準的な施工工程です。 塗料は、車体に使用しているカラーで調色しています。 インナーハンドルの交換も方法の一つですが、保護塗装を 施工した方が、耐久性能が格段に向上いたします。 その他、トノカバーなどの周囲パーツも施工しました。
06月26日(水曜日) ○ S30(前期型)の、各メーター照明のLED化を検証。 旧式の白熱球に、2個のピンが付いたタイプです。 過去に、S130系のメーター照明をLED化にした経験が 有るので、いけるかなと思いましたが、やや断念! S30の前期型と、後期型では配線(プラス極とマイナス極) の配線が異なります。 前期型のメーター照明は、マイナス極を車体アースから取り 出しています。 プラス極は、配線接続をしています。 つまり、1極のみの配線なので、劣化で接触が悪くなります。 その他、電球の形状が小さく、ブルー色のカバーまでの容積 が無いので、市販の旧車用LED球が使用出来ませんでした。 単体でのLED球を作成してみたいのですが、拡散型のLED が使用出来ないので、スポット的な照明になりそうです。
06月25日(火曜日) ○ S130(280ZX)の床下修理です。 特に珍しい作業ではありませんが、ご質問をいただく事が 多いので、その作業を最新版で公開いたします。 ここのサビ・腐食は、床下からの発生や、車内側からの水 漏れによる、腐食発生の場合もございます。 その進行具合は、外側から見るより重症の場合が、多く 見受けられます。 その他、床下のメンバーへの凹みダメージや、ジャッキUP ポイントのダメージからの腐食発生も有ります。 このS130系(海外では、280ZX)では、腐食の発生率が 高いです。 この年代は、日産車全部の問題です。 詳細は割愛しますが、軽量化の失敗と思います。 部位の切開から、始まります。切断・溶接など、最新の器具 やケミカル類の選択など、その最終塗装にまで施工を大事 にいたします。
05月12日(日曜日) ○ Zプロ東京(Z Project Tokyo)の定例ツーリングです。 忙しい5月になりますね。 先日の富士のミーティングに参加・来日してくれてイタリア 友人2名も、Z34のレンタカーで参加してくれました。 これまでにも、海外の友人達が来てくれましたが、レンタカ ーに、Z34のフェアレディZをキープしてくれたのは、初めて でした。 彼らのアシストには、ロビン(神林)さんの手厚い 手引きが有りました、感謝ですね。 イタリアからの2名は、これまでにも来日してくれた、ローマ 在住のDuillo-sanと、初来日のRoland-san。 初めてのソバ打ち体験を、一緒にしていただきました。 そば粉を練って、円形にしていたときは、ピザのベースを 作っているようで、包丁で裁断しているときは、スパゲティー を作っているかのような?・・・楽しそうでした。 いいですね、クラブの女子群、も雰囲気を盛り上げてくれて いました。 素晴らしいメンバー達の集まりですね!
05月05日(日曜日) ○ 富士スピードWay2019年、Zカーミーティング。 初夏の好天にも恵まれ、驚愕の参加台数を更新しました。 早々とフェイスブックやInstagramなどで、見られたと思い ますが、遅くにご報告いたします。 お客さまの、各Zを数台、この日に間に合わせるため、毎晩 の残業を積み重ねていました。 昨年末より、オーダーしていたパーツも有りますが、無情に も間に合いませんでした。 この時期のスペシャルな連休で 通関(国家機関)も休みのため、4月中頃でもう、諦めでした。 そんな事情も有りましたが、3台のZ達は今回のイベントに 参加していただきました。 米国の友人達や、イタリア(ローマ)からの友人も参加のため 来日してくれました。 米国からは、初めての参加をクリスさん (ZCCA代表)が、いたしました。 会場の壇上でも、全米Zクラブの会長として紹介されました。 それにまた、今年は初めて日産自動車が協賛して頂きました。 事前には周知していましたが、ゴーンさんの件で意気消沈し ていた日産側としても嬉しい参加となりました。 4月17日、GTR&Zの50周年記念が発表され驚きましたね。 その実車を、初めてこの場所で公開していただき嬉しいです。 Z32のIMSA・GTSも復活をして参加をしていました。 昨年にお客さまから、情報をいただいていましたが、一時期 所在が不明になっていた、この実車(事故にて破損していた) が美しく復元されて、日本に有ることがとても嬉しいです。 主催者の発表では、1410台までは数えて駐車場に並び ましたが、それ以上は別の臨時駐車場に入ってしまったので、 正確な数は判りませんが、1500台以上の参加が有ったよう です。 すごいことです。 ゲストも、中村史郎氏・松尾氏・山下氏・田村氏など、日産の 著名人が多く参加してくれました。 当店のブースにも多くのご来店を頂き、ありがとうございました。
05月03日(金曜日) ○ 約半年近く、待っていた,最新のTwinZのリアーバンパー ようやく届き、施工して納車をいたしました。 昨年末にようやく2シーター用が届き、某有名Shopさまに 納品をいたしました。 4シーター用は、早くに納品されていましたが、当社の多忙 でお待ちいただきました。 それが納車出来たとの、ご報告です。 http://www.datsun-freeway.com/products-1/z32-048ne.html これまでにも、一体形成のリアーアンダースポイラーは有りま したが、これはヨーロッパ仕様なのにも合うように、ナンバー の取付部が、横長になっています。 しかし、この違いは日本仕様のナンバープレートの形状には 合っていません。 また、バンパーの形状も短くなっているの で、既存のマフラーのディフーザーが出てしまいます。 どうにもペルーのデザイナーの資料不足が露呈した感じです。 まっ、それでも新作に取り組む姿勢は、評価したいと思います。