■修理車両・・・平成元年.Z32.2シーター日本仕様ターボ 走行約15万km ワンオーナー ■作業内容・・・ エンジンルームの再生。 (車体等、全体のコンディション悪し。) 中古エンジンへの交換と、エンジンルームの再塗装・化粧直し。 コンディション再生と、補幾類のオーバーホール(タービンもO/H) ○ ○ その2 ○ ○
(5) 各工程での、色々な画像をランダムに並べてみました 。 綺麗に洗浄された、カムの光沢や、洗浄したカムカバーの裏側など、また当然ですが、各部の小パーツも 確実に新品パーツに交換したり、社外品ですがサビ無いステンレスボルト&ウレタン製ブッシュなど、 優良パーツなどにも、採用して交換いたしています。
(6) ここの画像は、順番が違いますが、この2台のエンジンに、カムスプロケットに違いが有ることを知りました。 互換性は、有りません。 壊れたエンジンは、元年製。 中古のエンジンは、平成5年製だったと思います。
(9) パワステ・ポンプのオーバーホールです。 前期型のポンプは、ハイキャスの作動もこのポンプで併用しているので、2連結のWポンプになっています。 中期以降は、ハイキャスの作動が電動式に変更されたので、NAと同じシングルのポンプになりました。
(14) ここまでの、閲覧をありがとうございました。。 エンジン交換の標準的作業の工程を、ご紹介いたしました。 この年、Z32のパーツの製廃や、価格の高騰など、難しい車種になってきた、フェアレディZ・Z32型です。 こうした整備には、高額な費用が発生します。 それでも、Z32は日本だけでは無く、世界中に熱いファンが多く 存在いたします。 世界に評価された、素晴らしいZ32型です。 多くのオーナーさまに、充実した技術と、パーツをご提供出来ることは、我々にとっても嬉しく、光栄に思います。 ありがとうございました。 (平成30年11月記)