修理車両 ・・・ Z31 86年式 北米車 ターボ・5速 作業内容 ・・・ エンジンの交換 |
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(1) エンジンのオーバーヒートが直らずエンジン本体(14万Km走行)に問題ありとなった為、オーナーの希望もありベアエンジンを日産より取り寄せた。事前点検でクーラーコンプレッサーなど他の部品の交換やオーバーホールもおこなった。尚、今回A/T車から5速車へ改造する事となった。 | |||||
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(2) 以前の点検中より異常なサビ水(冷却水)やサビが流れ出ていた為、水路のつまりが主な原因と判断していた。又、エンジンのコンプレッションにもバラツキが多く走行距離も考え交換となった。エンジンブロックのメクラフタなど外してみたら多くのサビ鉄片が出てきた。 | |||||
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(3) 部品のベアエンジンを準備する。タイミングベルトは付いているがインテークマニホールドなどは付属していないので移植する。 | |||||
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(4) 一応タイミングベルトの点火時期を確認しておく(大切な事) |
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(5) 周辺パーツでは劣化したウォーターホースやバキュームホースなど全部交換しなくてはならない。又、インジェクターもガソリンの漏れや端子の腐食の為、交換する。尚、インジェクターやタービンなどは同年式の日本車(Z31)とは異なる。もちろんハーネスもリビルトや交換もした。 | |||||
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(6) 同時にエンジンを降ろした為、エンジンルーム(車両側)内のフレームのサビ(主にバッテリー液の漏れ)なども洗浄・修理・塗装・防腐処理をする。 | |||||
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(7) A/Tから5速へ交換するミッションはボルグワーナー製ミッション。中古のミッションのOILシール類のみ交換した。 | |||||
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(8) その他新品パーツ(リビルト品もあり)もオーナーの希望により交換。タービンAssy、ラジエター、ヒーターコアなど。又、クーリングファンAssyも分解し長年のほこり・ダストを洗浄。シーリングも交換した。 | |||||
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(9) 車内のS/W類やエアコンコントロールユニットなどの照明バルブも交換、クーラーコンプレッサーはリビルト品(日産より)を使用した。 | |||||
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(10) ベアエンジンは1種類(A/T・5速兼用)の為、A/T車にはOILクーラーが付いていた為、エンジンブロックのチェックバルブを外した。 | |||||
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(11) その他ペダル類(中古パーツ)や車体ハーネスの加工など5速への対応をおこなった。 | |||||
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(12) ようやくエンジンの組み付けも完了し車体へと載せテスト走行などして完了となった。 | |||||
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