<解説> ・・・ これまでに見て来た、S130Z(280ZX)車に共通する課題です。 特にロアーモール周辺から発生するサビは、個体の構造的問題が原因と 考えられます。 モール内に侵入する水抜きが良くないため、ここに経年の 泥や異物が停滞して、腐食を進行させています。 こうした幅の太いモールは、内部にゴミや土砂が停滞しやすく、水分も抜け にくいので、サビの発生する要因となっています。
写真3 : ルーフの上部・中央のサビを検証してみます。 ベルトサンダーで、塗膜とサビを削り落としましたが、鉄板の 腐食進行が酷く、もう穴が空いていました。 鉄板の切り接ぎ作業をするほどでも無いので、ここは米国製 のケミカル材を利用しました。