チューニング内容
スピードリミッター変更、レブリミッター特性変更、電動ファン作動温度変更、点火・燃料各マップ特性変更、スロットルコントロール最適化、目標空燃比最適化、点火時期補正最適化、バルタイコントロール最適化。
※レブリミッター特性変更:レブリミット値は変更しません。リミッターに当たった時、リミット値よりある程度回転数を落とさないと制限が解除され復帰しませんが、そのノーマル復帰回転数より約-200〜-300rpmで解除される様に変更します。 ※電動ファン作動温度変更:停車時及び低中速走行時、或いはエアコン停止時に限る。
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Z33は大別すると前期・中期・後期の3つに分けることが出来ます。「DF−改」はそれぞれ以下の方向性に基づきチューニングしております。
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前 期 02.7〜05.9
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前期エンジンはレブリミット値6600rpm、カムプロフィールIN側238度、EX側240度、リフト量9.5mmとおとなしめで、インテークマニフォールドも長く低中速向けとなります。
「DF−改」は低中速域でのスロットル開度特性を変更、バルタイ作動範囲も拡大し、燃費重視に設定されているノーマルECUの低中速域を、空燃比補正値を最適化することにより低中速域ではトルクアップ、高回転(高速)域は「伸び」を重視し、低中速型エンジンに適した設定に変更します。 電動ファン作動温度約95℃→約90℃変更。
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中 期 05.1〜07.1
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中期エンジン(MT車のみ)はレブリミット値7150rpm、カムプロフィールIN側248度、EX側248度、リフト量10.5mm、EX側に可変バルタイ、インテークマニフォールドは前期より短くなり、高回転向けに変更されました。
「DF−改」は高回転向きに変更されたことにより犠牲にされた低中速域トルクをEX可変バルブの最適化と、空燃比補正値を最適化することにより低中速域ではトルクアップ、高回転(高速)域は「より伸び」を重視し、高回転型エンジンに適した設定に変更します。 電動ファン作動温度約98℃→約93℃変更。
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後 期 07.1〜08.12
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後期エンジンはレブリミット値7650rpm、カムプロフィールIN側248度、EX側248度、リフト量10.5mm、HRとなった後期エンジンは中期より更に高回転向けになりました。
「DF−改」は、エンジンが高回転向きになったにも係わらずノーマルECUでは高回転域での制御が大雑把になっているので、高回転域で緻密な制御が出来る様に点火・燃料各マップ特性を変更し、空燃比補正値を最適化することにより低中速域ではトルクアップ、高回転(高速)域は「更に伸び」を重視し、高回転型エンジンに適した設定に変更します。 電動ファン作動温度約98℃→約93℃変更。
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