■2007年1月11〜13日 第26回 TOKYO AUTO SALON 2008 (01/11-13,2008) Part・1only

・・・ 毎年の事ですが、日本を代表する自動車産業のアフターマーケットの最大イベントの始まりです。
幕張メッセでの"東京オートサロン2008"、レポートを紹介します。 今や世界中が最も注目している東洋最大の
イベントであることは間違いなく、マーケットとしても十分に成熟したショーになりました。
ただ、昨年までは多くの海外企業も出店していましたが、今年はまったく無しのようでした。
また、来場者も減っているかのようで、主催者も有名なアーチスト(歌手やダンサー)やD-1(ドリフト)など、関心
の高い催し物を演出していましたね。事前に、TVでこのイベントをアピールするCMが流れていたのは、驚きでした。
         

2008 Tokyo Auto Salon
2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon

(1) プレスDay(金曜日)は仕事で行けず、久し振りに日曜日に一般普通に同じような、参加・見学をしてみました。
 寝坊して8時に起きて、8時50分に家を出発。・・予想では2時間位かかるかなと、思いました。
 オートサロンに出展した時は、早朝で約40分ほどで着いていました。早朝だと同じ出展同業者さまと、走行・合流する
 ので、走りながらイベントの雰囲気を感じながら行っていました。・・・が、今日は・・。少ない・・・。

 裏道から(船橋ララポート側)から、一般道で進入しましたが、混雑も無く幕張メッセのイベント会場付近に着いたのは、
 9時30分。 この時点で、メインの入り口となる、東関東自動車道の湾岸習志野I.Cでは、出口付近で渋滞7kmとラジオ
 放送していました。
 そのため、メインの駐車場には、向かわず病院横の臨時駐車場(900円)に入れ、15分ほどで臨時駐車場へ入れました。
 外は快晴、やや風は強く寒い日でした。 会場の入り口もさしたる混雑は無く、10時にはもう、私は会場に入っていました。

 ・・・混雑や大きな渋滞も無かったのは良かったのですが、若い世代のスポーツ自動車離れが、加速しているのでしょうか。
 何か寂しい感じと、これからを危惧する思考が、私の頭の中で複雑に交錯していました・・・。

 本音の気持ちで、冒頭に感想を述べてみました。・・北米デトロイトでもメーカーの自動車ショーが始まっていますがね。


2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon
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(2) 西館のブースに、NISSANやトヨタのメーカー側の展示ブースが有りました。
 ちょうど日産では、ダンスパフォーマンスと共に新型車の紹介をしていました。新型・小型のSUV・デュアレスや
 フルモデルチェンジしたX-TRAIL(T-31型)と、同じく新型となったG37・スカイライン・クーペを今年の日産イヤーズ 
 カラーとして、真っ赤なREDで展示していました。

 気になる所は、GT-RとフェアレディZの"Type-F"でしたが、GT-Rは今年から参戦するGT500のレーシングカーと、
 内装色が変わった、Z33・タイプFが壇上の下に展示してありました。・・限定販売だったと思う、380RSも一般展示
 してありましたが、継続販売しているのでしょうか。
 私の知っている限りでは、限定予約販売の300台は消化したようですが、このエンジンは、やや改良されて追加
 300台を生産したよう・・ですが・・・。真相はいかに・・・。


2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon
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(3) 新型車の小型SUV・デュアレスは英国生産車です。昨年、発売されたMICRA(日本名・マーチ)のC+Cと
  同じ生産工場で作られた、欧州向けの専用車両ですが、日本向けに現地設計生産された車両となります。
  超合金のガンダムを思わせるような、TVーCMで話題になり、ちょうど映画の「トランスフォーマー」と重なり
  合う、”日本人男子の大好物”と評価(映画雑誌で)されたグッドタイミングなSUVですが、果たして販売の
  方はいかがなのでしょうか。

  "GT-R"・水野総監督指揮する、この世界戦略のスーパースポーツカーは、日本国内のみでレース参戦して
  行く戦法を取るようです。今月から北米での予約販売が始まり、6月初めからリリースする事となっています。
  私個人としては、この車両がデイトナ、ラグナセカなど名だたる北米大陸のサーキットで走って欲しかった・・。


2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon
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(4) 今年のZ33は、GT-300のみでのレース参戦のようですが、後半は時期型Z34の発表もあり、新旧の交代
  シーズンの到来となるのでしょうか。もっとも、Z34のレース投入は来年(2009年)となりますがね。
  
  フェアレディZのTypeFは、外観上は変わらず内装色がレッド&ブラックのコンビネーションになり、ドアーの
  内張も同じカラーリングに進化していました。当社のお客様の(AB氏)のご提案が、そのまま総て伝わったか
  のようで、大変驚いています。 その他、以前あったイヤーズ・カラーが、特別注文で塗装して新車を供給して
  くれるとの朗報で、これも驚いています。明らかに、日産の耳はお客様の声を聞いて頂いているようですね。


2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon
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(5) "トップ・シークレット"、"Mine's"、"HKS"、"アミューズ"、など名だたる有名Shopさんが挙ってGT-Rを
  出展していました。 1千万するこれらの日産GT-Rが出てきたことは、新しい予感でしょうか。
 バブルを彷彿させるかのような、このGT-R現象はこれからどのように、我々を楽しませてくれるのでしょうか。
 2008年の今年を大いに、注目して行きたいと思います。


2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon 2008 Tokyo Auto Salon
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(6) 鮮やかなオレンジ色のGT-Rは、純正色ではありませんが、新車だけにこの色替えは注目を浴びていました。
  この車両は広告仕様かと思いますが、GT-Rだけに絞った専用の@サイトを作ったようです。
  その他の、Z33やZ32の車両展示をピックアップしてみました。・・ここ急激にZ33の展示車両が減った感じです。

  下段の380RS(フェアレディZ33)、左側のブルーのG35/セダン(スカイライン)は、"Gコーポレーシュン"
  さんの車両です。 写真ではわかり難いのですが、ブルーカーボン製のボンネットが美しい。
  昨年、12月に依頼を受け米国の知人のShopから、航空便で緊急輸入をしました。(このブルーカーボンの
  ボンネット) 仕上がりも、フィッテングもGoodでした。
  特に、ブルーのLEDをふんだんに使用した、光の演出や、LEDのドアミラーの流れる広告文字に
  は、驚かされました。・・こんなこと、出来るんだ!感嘆!

(7) 今流行りの色やデザイン文字ですね。私はとても好きです。
  車体の色の選択や、車体の仮装などすばらしい完成度です。”撃速”・・・おっ、なんとも刺激的な単語。
  是非、ツーリングに来て欲しいZ33でした。


(8) 後半は、私好みの仕様のZです。 ブルーのS30(前期)型でしたがオーソドックスなメカチューンの
  ようでした。 周囲で同じように見つめていた白人の2人組みは、ハワイからの来場者でした。
  何故か、こうしたチューニングカーを見ていると、心和むのは私だけでしょうか。原点なのか・・。
                                               (Hiro 記 1月14日)