■2007年11月開催  LA AUTO SHOW (11/16-11/25, 2007)

 ・・・ ロスアンゼルスのコンベンションセンターで毎年開催される、"LA AUTO SHOW" のレポート ・・・

2007年11月22日(感謝祭)の休日、ロスアンゼルスのダウンタウンやや南側中央に位置する、LAコンベンション
 センターにて、開催されている"LA AUTO SHOW 2007"へ私達は、訪問してみた。
 毎年開催され、西海岸を代表するオートショー。来年(2008年)に売り出される、各自動車メーカーの車両が、
 ここで一同に見られる、判りやすいオートショーでもある。

2007 LA Auto Show 2007 LA Auto Show
              2007 LA Auto Show
2007 LA Auto Show
2007 LA Auto Show
2007 LA Auto Show
2007 LA Auto Show
2007 LA Auto Show
2007 LA Auto Show
2007 LA Auto Show
2007 LA Auto Show

(1) 各メーカーのブースには、東京モーターショーのような、派手さは無い。
 シンプルで見やすく、殆どの車がもう現在、各デイラーでも同じものが見られる車両が殆どで、未来志向のコンセ
 プトカーや、実験的な非現実的な車両の展示は、無いに等しい。

 地元西海岸の顧客の為に、現実的な車を各メーカーの違いを判りやすく、その場で見られ比較しやすい環境を
 メーカーが、地元のディラーに代わって商品展示会を、開催していると思うと、判りやすいかと思う。
 事実、私自身ここで見たトヨタのサイオンは、もう外のディラーを訪問することも無かった。・・ここで見たのでね。

 おっと、基本は米国日産のブースを見に来ました。プレスディに招待されていましたが、日程が合わずその後に
 来ることとなりましたが、日本のオートショーのような混雑は、全然無くゆっくりと見られたのが印象的でした。
 日産のGT−Rは画像でも判るように、人は集まっていましたが、黒山の人だかりとは言えませんね。
 サプライは次期型のムラーノでした。その他、EX-35もありましたし、ディアリスのような"ROGUE"と言う小型の
 SUVがありました。詳細は不明ですが、現地販売専用車両です。(名称はローブ)
 "GT−R"も"MURANO"も、2009年車としての紹介でした。・・もっとも、米国では7月を過ぎれば、2008年モデル
 として、販売されますがね。・・・過去に350Zは、2002年の8月から販売されましたが、先行販売と言うだけで、
 モデル年式は2003年型車となっています。


2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R
2007 LA Auto Show GT-R

(2) まだ日本仕様と海外仕様の違いなどは、大きく相違点が判りませんが、マーカーの色やドアミラーガラスなど
 通常に知り得る点ぐらいしか確認が出来ません。
 ここの会場には、このシルバー色のGT-R・1台のみですが、赤色のもう1台が陸揚げされたと目撃情報がありま
 したが、ここにはありませんでした。・・・見て触って、乗ってみてなど接触確認が出来なかったのが残念です。

 
 地元自動車メディアの友人(白人で有名雑誌の編集長)は、このアグレシブなデザインで価格が8万ドルのセダン
 スポーツカーが、果たして市場で受け入れられるかは、かなり疑問を呈していた。
 米国車に、このクラスのライバル車はいないが、欧州セダンのスポーツカーがセレブ層に支持されている、ここ
 ロサンゼレスでは、十分な商品価値は有るだろうが、無名のGT-Rをどこまでその力と真価を発揮するために、比較
 テストだけではなく、サーキットでの成果を指し示さなくてはならない。

 もう米国内の一部自動車雑誌では、GT-Rの伝説をプリンスの時代から紹介している。
 いつの間にか、日本で現地取材をしたかのようだが、記事の内容と写真の旧車車両からして、日本のヘッドオフィイス
 が、かなりの協力をしていることは、間違いないだろう。 まずは、こうした履歴情報からの広報活動なのだろうか・・・。
 その他、ゴーン氏も同じ色の左ハンドル車を購入、もうフランスへ送ったようだ。また、同じGT-Rがドバイへ送られたが
 アラブの富豪からの注文でしょうか?たぶん、ドバイのオートショーへ出品が正しいです。


2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z
2007 LA Auto Show nismo 350Z

(3) 北米仕様の"nismo 350Z"2008年(2007年も有り)は、展示はこの1台のみ。
 エンジンは通常のVQ35HRですが、外観など装備は"380RS"と同様です。そのぶん、価格は$38.855と抑えて
 ありますが、コンソールに埋め込まれた、このシリアルプレート(0680)がいいですね。
 その他、燈火類は現地仕様になり、なぜかメーター部分のタコメーターが色違いになっています。スピードメーター
 は、マイル表示が優先されて表示となっています。

 そう言えば、シリアル番号の"0001"
のnismo350Zは、どこにあるのですか?と聞かれましたが、車体色はRed(赤)
 で、10月にフロリダのデイトナビーチで開催された、Z car Convention・20thにチャリティーで、オークションに提供
 されたはずです。 結果はどうなったか知りませんが、サンバイザーの裏側には、Mr.Kのサインが直筆で入って
 いることは、確かです。
 
 地元自動車ディーラーには、数台しか展示の実車を見ることができませんでしたが、購入を検討していたディラーの
 在庫2台は、現地に入った時点で完売していました。
 事前に日本での生産台数を、約1500台と聞きおよんでいましたが、最終の生産台数はどうなのか。
 Zの最大の消費国は、ここ米国内であり、過去にも多くの限定車が販売されてきました。こうしたシリアルナンバーの
 入った10thアニバーサリーなど、多くの記念車の1台として歴史に残るでしょう。
                                                    (22・NOV・2007 Hiro記)