■2007年10月24のプレスオープニング　 TOKYO MOTOR SHOW 40th (10/24-11/11,2007)

(1) 2007年10月24日、総てが解禁となった第40回"東京モーターショー"にて、日産ＧＴ-Ｒの全貌が明らかになった。
　私達は３台のカメラと４人のスタッフで、当日を構えその全貌を捕らえるべき死力を尽くした・・・。
　やや大げさかと思われるかも知れませんが、そのメディア・パブリシティの多さと、カメラ・ＤＶＤの草々たる数々・・。
　早朝より場所の確保と、他社ブースの取材を進めながらのNISSAN・ＧＴ-Ｒを捕らえるべき、奔走したことは終了後、
　メーカーからのスペシャルプレスＤＶＤの配布時の混乱でも良く判った。
　
　ステージ中央より、照明を落とした開場にＧＴ-Ｒのドイツでの走行・テスト風景がバックスクリーンより、爆走音の後
　キセノンライトを点灯させ、ステージに現れた・・。この日の当日まで、その黒いフロントマスクを外していなかったが、
　ようやくその秘密の正面からのデビューとなった。 　

(2) 日産のトップシークレット・ＧＴ-Ｒを高々と紹介に入った、総帥カルロス・ゴーン氏が２年前の約束を果たしたと
　ステージに登場した。　思えば、６年前のこの開場”東京モーターショー2001年”にコンセプト次期型ＧＴ-Ｒとして
　衝撃のデビューを果たしてから遠く６年の歳月。　開発には多くの目標数値が、ミッションとして未知の領域へ
　ＧＴ-Ｒを引き込んで行った。その数値とは、400馬力以上・パワーレシオ５０ｋｇ・２００ｋｍ/hでの通常走行など
　多くの分野で、開発研究者達を苦悩させていた。
　ゴーン氏の解説時に、"来年の日本ＧＴ500のレースへ投入することを、私は約束します。"と、言っていた。
　そう思えば、12月6日の販売開始は、2008年のレースへの参戦を予定しての事だった。
　しかし、私には欧州での販売と共に、北米での販売には地元レースへの参戦は、もっと重要な課題だと思った。
　何故ならば、米国市場で無名に近いＧＴ-Ｒにとって、レースに参戦して絶対な入賞をしないことには、販売戦略に
　不可欠な重要案件だからだ。・・勝てないスポーツカーは、米国の市場では受け入れられない・・。
　４年前、米国へ進出したnismoにとって、事実上現在は撤退してしまった雪辱を晴らす為にも、私にはＧＴ-Ｒの
　投入が、新しい伝説へとなるような気がしてならない・・・。
　まずは、今日・2007年10月24日の速報として記載してみました。幕張メッセより　　（Hiro記） Hiro Hatanaka